2013年4月23日放送

菊池和子写真展

東京の写真家菊池和子さんの写真展がきょう(23日)から中央通りのちょボラで開かれています。和子さんは、おととしの7月からほぼ毎月釜石を訪れ、被災後の様子を撮り続けてきました。そして今回、釜石の隣にある遠野で初めて写真展を開きました。会場には、被災後初めて自宅脇の林に来たという親子の様子や校舎3階まで津波が達した唐丹小学校で少年たちの元気な声と指導する父親たちの大声が戻ってきた様子を写した写真などおよそ30枚が展示されています。和子さんは、巨大な喪失の中から人は何があれば立ち上がれるのかを写真の中からくみ取ってほしいという思いを込めて写真展を開いています。この写真展は、あさって25日・木曜日までちょボラで開かれています。

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