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2013年4月23日放送

学校施設活用事業計画説明会

附馬牛町と上郷町で開かれた学校施設等活用事業計画案の説明会の様子が届きましたのでお伝えします。遠野市では、学校施設の活用などについて閉校前から地域住民を中心に話し合われてきたことを活用事業計画案としてまとめ、今月１２日から説明会を開いています。附馬牛町での説明会は先週１９日に開かれ、旧附馬牛中学校の施設の活用などについて検討する委員会の委員１２人が集まりました。市からの説明では、附馬牛小学校の施設が古くなっていることなどから旧附馬牛中を転用し、その後、小学校に保育園と児童館を移す案が示されました。また、市から旧附馬牛中の改修作業に向けて今年度に設計、来年度に工事着工、そして平成２７年４月に使用開始を目指すとの説明もありました。集まった附馬牛の検討委員会の委員は、「小学校の工事を早めることはできないか」と要望などを出したものの市からの説明に理解を示していました。また、附馬牛の診療所リニューアルについては、移転など今後のあり方について市の方で検討中という説明もありました。今後は、旧附馬牛中に移った後の教室の配置など具体的な内容について話し合われていくことになります。先週２０日には上郷町で説明会が開かれ、学校施設の活用などについて検討する委員８人が集まりました。市からの説明では、民間活力と郷土芸能を活かしたコミュニティ活動の増進をテーマに地域コミュニティセンターや総合型地域スポーツクラブ、それに市内のしし踊り・神楽など郷土芸能を一同に集めた郷土芸能伝承館としての活用方針案が示されました。集まった検討委員からは今後の旧上郷中の整備方法や管理運営の質問などが出ていましたが市からの活用方針案に理解を示していました。今後については、この日確認した方向性について市の方で具体的に内容を詰めて夏ごろ検討委員に示されることになります。

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