2013年4月23日放送

市民センター大規模改修利用者説明会

来年4月から始まる遠野市民センターの大規模改修を前に施設を利用している人たちから意見や要望を聞く利用者説明会が昨夜(22日)開かれました。きのうの説明会は、市民センターの施設を定期的に利用している81の団体を対象にして開かれ、参加を呼び掛けた団体のうちおよそ半分が出席しました。遠野市民センターは、開館からおよそ40年経過していて、耐震補強とあわせて大規模改修工事が来年4月から始まります。説明会では、市が計画している改修工事の内容と今後の日程などが示され、担当の職員からは「建物の構造や設備のほか市民センターの事業についても意見や要望を寄せてほしい」と呼び掛けられました。市によりますと市民センターの改修工事は施設の建て増しなどはありませんが耐震補強をあわせて規模が大きいことから来年4月から2年かけて行われることになります。説明会に出席した人たちからは、「施設を利用できない間はほかに活動できる場所を確保してほしい」という要望のほか「工事は全面閉鎖してなのかそれとも区分けをして進めるのか」という質問が出されました。工事の進め方について市からは「どちらがいいか検討しながら進めたい」と話がされ、また「これまでに要望していたことでも再度寄せてほしい」と改めて意見を求めていました。市民センターの大規模改修について市では今回に限らず今後も必要に応じて説明会を開くとしていて、寄せられた意見や要望を9月にとりまとめて実施設計に反映させることにしています。

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