2013年4月16日放送

アカバネ病予防接種

市内の畜産農家できのう(15日)からアカバネ病の予防接種が始まりました。アカバネ病は、アカバネウィルスの感染による牛の伝染病で、ヌカカという蚊などによって伝染します。妊娠中の牛がアカバネ病に感染すると、流産や胎児の奇形、起立不能などを引き起こします。平成22年度には、岩手県内で100頭以上にアカバネ病が発生して大きな損害をもたらし、遠野では、25頭が感染しました。アカバネ病は、ワクチンで予防することができるため、きのう(15日)から町ごとに予防接種が始まりました。きのうは、綾織町で獣医師が町内の畜産農家をまわり、およそ250頭の牛に予防接種をしました。アカバネ病の予防接種は、今月26日までおよそ3100頭の牛を対象に市内各町で行われます。

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