2013年4月11日放送

遠野市放射性物質汚染農林業系副産物処理等施設管理運営指導員に辞令交付

放射性物質に汚染された牧草の焼却で、適正な処理を管理する指導員への辞令交付式がきょう(11日)行われました。きょうから施設管理指導員を務めるのは、綾織町の菊池正さんです。菊池正さんは、今年の3月まで市の職員として職務にあたっており、これまで培ってきたノウハウを生かしてもらおうと遠野市から辞令が交付されました。指導員は、汚染牧草を焼却する前に必要な前処理施設で放射線量の値を踏まえながら、一日にどのくらいの牧草を焼却するかや燃やした後の灰に含まれる放射性物質の濃度が適正かどうかを管理します。辞令を手渡した本田市長は、「汚染牧草をはじめとする課題の解決に向かって、市の職員、JA、県の関係者が一体となって取り組んでいる」「このスピードを緩めることなく、一日も早く、遠野の里から不安をなくすよう尽力をいただきたい」と話しました。なお、菊池正さんの任期は来年の3月31日までとなっています。

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