2013年3月28日放送

庁舎機能のあり方を語る市民懇話会

遠野市役所の庁舎機能のあり方を語る市民懇話会がおととい(26日)、開かれました。この市民懇話会は、市役所の機能が13カ所に分散している中、将来の市役所庁舎機能のあり方について市民協働で考え、公共施設全体の整備計画策定につなげようと設置されています。委員は、地域づくりや産業振興などに関わる各団体などから50人が務め、おとといは、3回目となる全体会が開かれました。今回は、2月に開催された各部会の報告が行われ、各部会からこれまで出された庁舎機能が分散していることでのメリットやデメリットを集約した意見や新しい庁舎の建設希望場所について出された意見などが報告されました。報告の中で新庁舎をバイパス沿いに建設した場合高齢者などの交通弱者の問題があることや、また、現在のとぴあ庁舎が移転すれば中心市街地が空洞化するのではないかという意見が出されました。今回の全体会では、「庁舎機能は中心市街地に集約すべきである」という方向性が示されました。市民懇話会では4月に分野別部会を行い5月に4回目の全体会を開き6月をめどに市に提言書を出すことにしています。

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