2013年3月26日放送

中学校閉校式

中学校再編成により閉校となる中学校の中でおととい(24日)行われた土淵・小友・附馬牛の3校の閉校式についてお伝えします。

はじめに、土淵中学校です。土淵中は、昭和22年に創立され、これまで66年の間に3841人が卒業しました。おとといの閉校式には生徒や地域住民などおよそ250人が出席しました。菅野稔校長などのあいさつの後、生徒を代表して留場京香さんが中学校は閉校してもふるさと土淵をこれからも大切にしていく思いを話しました。続いて、生徒から学校長へ、そして、学校長から教育委員会へ校旗の返納が行われました。閉校式の後、土淵中記念碑公園に場所を移し閉校記念碑の除幕式が行われました。生徒を代表して荒川翼玖君が伝統ある土淵中の誇りを忘れないように記念碑に地域や私たちの思いを託したいとあいさつした後記念碑の除幕が行われました。この記念碑は、この地に土淵中があったことの証として設置され、輪郭の上の部分は貞任高原の稜線をまね、石碑の下の部分は土淵中の校章にある三つ葉、そしてカッパも顔をのぞかせています。土淵中は今月31日で閉校となりますが、この記念碑は長い歴史を刻んできた土淵中の歩みを後世に伝えていきます。なお、土淵中の1年生と2年生は4月から遠野東中学校に通うことになります。

次に小友中学校です。小友中学校は、昭和22年に開校し開校当初は、およそ170人の生徒がおり、多い時には全校生徒300人を越えた時代もあって、66年間で3、212人の卒業生を送り出しました。閉校式には卒業生や以前勤めた教職員、地域の人たちなどおよそ100人が出席しました。式では、遠藤宗俊校長をはじめ来賓などの挨拶の後、生徒代表の菊池愛利子さんが新しくできる遠野西中学校への思いを話しました。続いて校旗の返納が行われ生徒から遠藤校長へそして遠野市教育委員会へ校旗が手渡されました。また閉校式の後は、校門に付けられた閉校記念プレートの除幕式が行われました。プレートには「連帯・感激・創造」の文字が刻みこまれています。小友中の1年生と2年生は4月から遠野西中学校へ通うことになります。

次に、附馬牛中学校です。附馬牛中は昭和22年に創立し、それ以降、66年の間に2776人が卒業しています。おとといの閉校式には、生徒のほか地域住民などおよそ200人が出席しました。下川原宏明校長などのあいさつの後、生徒を代表して阿部優月さんが最後の卒業生としてこれまで附馬牛中を支えてくれた人たちに感謝の言葉を述べました。続いて、校旗の返納が行われ、生徒から学校長へ学校長から教育委員会へ渡されました。閉校式の後、正門前付近に場所を移し、閉校記念碑の除幕式が行われました。この記念碑には「附中魂」の文字が刻まれ、附馬牛中の歴史にピリオドが打たれても附馬牛中の魂はいつまでも伝え続けられます。なお、附馬牛中の1年生と2年生は4月から新しい遠野中学校に通うことになります。

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