2013年3月25日放送

中学校閉校式

中学校再編成により閉校となる中学校の中でおととい(23日・土曜日)が4校、きのう(24日・日曜日)が3校で閉校式が行われました。きょうは、おととい行われた青笹・綾織・宮守・上郷の4校の閉校式についてお伝えます。初めに青笹中学校です。青笹中は、昭和22年に開校し3600人が卒業しましたがこのたびの中学校再編成により66年という歴史に幕を閉じることになりました。閉校式には卒業生や地域の人たちおよそ120人が出席しました。式では、小松太校長をはじめ来賓などのあいさつの後、生徒を代表して菊池精君がお別れのあいさつをしました。続いて校旗の返納が行われ、生徒代表から学校長へそして教育委員会へ校旗が手渡されました。また閉校式の後は、場所を移し閉校記念懇親会が開かれました。懇親会では、思い出を振り返るスピーチなどが披露され、参加した卒業生や地域の人たちは当時の青笹中の話に花を咲かせていました。なお、青笹中の1年生と2年生は4月から遠野東中学校に通うことになります。

次に綾織中学校です。綾織中は、昭和22年に開校し、これまで66年の間に3145人が卒業しました。おとといの閉校式には生徒や地域住民などおよそ200人が出席ました。牧野和男校長などのあいさつの後、生徒を代表して菊池真永さんが綾織中にお別れのあいさつをしました。続いて、校旗の返納が行われ、綾織中の長い歴史に幕が下ろされました。閉校式の後、思い出を語る会が開かれ、綾織中出身の記念講演の講師を務めた本田正弘さんが生徒たちに新しい遠野中学校でも頑張ってほしいと激励していました。また、この日は記念演奏も行われました。演奏をしたのは、綾織中の吹奏楽部や地域住民などおよそ35人でこの日のために今年1月から準備に取り掛かってきました。最後の「花は咲く」では、会場の人たちが演奏に合わせて歌い、思い出の詰まった体育館に響き渡っていました。なお、綾織中の1年生と2年生は4月から新しい遠野中学校に通うことになります。

次に宮守中学校です。宮守中は、昭和54年に当時の宮守中と鱒沢中・達曽部中が統合し、34年の月日が流れ2334人が卒業しました。閉校式には卒業生や地域の人たちのほか歴代の校長などおよそ100人が出席しました。式では、菊池塔寿校長をはじめ来賓などのあいさつの後、生徒を代表して山蔭貴大君が在校生に激励のあいさつをしました。続いて校旗の返納が行われ、生徒代表から学校長へそして教育委員会へ校旗が手渡されました。また閉校式の後は、「宮中の思い出を語る」会が開催され宮守中の初代校長の菅久太郎さんのほか3人が登壇し当時の思い出話を語りました。その当時を知る卒業生たちは感慨にふけりながら聞き入っていました。なお、宮守中の1年生と2年生は4月から遠野西中学校に通うことになります。

次に、上郷中学校です。上郷中は昭和22年に創立し、それ以降、66年の間に5246人が卒業しました。おとといの閉校式には、生徒のほか歴代の校長などおよそ200人が出席しました。菊池福盛校長などのあいさつの後、生徒を代表して菊池和紀君が上郷中に感謝のあいさつを述べました。続いて、全校生徒による合唱が行われ、体育館いっぱいに歌声が広がっていました。そして校旗の返納が行われ、上郷中の長い歴史に幕が下ろされました。なお、上郷中の1年生と2年生は4月から遠野東中学校に通うことになります。

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