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2013年3月21日放送

ニホンジカ被害対策連絡会

今年度２回目となる遠野市ニホンジカ被害対策連絡会が今週１８日に開かれました。その映像が届きましたのでお伝えします。この連絡会は、ニホンジカによる農作物などの被害を受けている行政機関や農家の代表者などによって構成されています。この日は、今年度、遠野地方有害鳥獣駆除協議会が環境省の「地域ぐるみの捕獲推進モデル事業」の採択により実施した「生息状況」と「被害状況」の調査結果が報告された他今年度のニホンジカ対策の取り組み状況などについて意見が交わされました。このうち、生息状況については、去年11月、市内の25カ所を調査した結果が公表され、市内にはおよそ３１００頭のニホンジカの生息が推定されると報告がありました。また、被害状況については、市内のおよそ７割の地区でニホンジカが目撃され、５割ほどの農家で農作物の被害があったと調査結果も報告されました。出席した委員からは、「捕獲対策をさらに強化すべきである」「猟友会員を増やす対策に取り組むべきである」などの意見が出されていました。この連絡会は、毎年度３回程度の開催を予定しており、今後も、ニホンジカ被害の対策に向けて協議されていくということです。

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