2013年3月12日放送

附馬牛中学校最後の卒業式

66年の歴史を持つ附馬牛中学校最後の卒業式がきょう(12日火曜日)行われ8人の卒業生が思い出の学び舎を巣立ちました。遠野市内の中学校8校は学校再編成により8校全校がその歴史を閉じ来年度新設される新遠野中学校・遠野東中学校・遠野西中学校の3校に統合されることになっています。このことにより各中学校では今年度の卒業式が現在の中学校最後の卒業式となります。そのトップとしてきょう、附馬牛中学校で卒業式が行われました。卒業式には、卒業生のほか在校生と職員・保護者・来賓などおよそ100人が集まりました。今年度、附馬牛中学校を卒業するのは男子2人・女子6人の8人です。式では、附馬牛中学校下川原宏明校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。次に式辞として下川原校長が今年度一年間を振り返り卒業生に言葉を贈りました。式の間には、「附中魂」それは私たちの心の故郷と題し卒業生と在校生が呼びかけをしました。呼びかけは、今年度で歴史を閉じる中学校や今まで見守ってくれた保護者・先生・地域そして卒業生・在校生お互いに贈る感謝の言葉が綴られ卒業生の目からは涙があふれ心に残る卒業式となりました。附馬牛中学校は、66年前昭和22年4月に創立しこれまでにおよそ2770人が卒業しています。なお、ほかの7校の卒業式はあす13日に行われる予定になっています。

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