2013年3月11日放送

ボランティア活動拠点閉所式

大工町の浄化センター内にボランティアの活動拠点を設置し被災地支援を行ってきた静岡県のまごころ寮と神奈川県の金太郎ハウスの閉所式が9日松崎町の総合福祉センターで開かれました。静岡まごころ寮は平成23年4月にかながわ金太郎ハウスは同じ年の7月に大工町の浄化センター内に活動拠点となる施設を構え各地から被災地支援を行うボランティアを受け入れてきました。今回、この二つの施設は、被災地のがれきの撤去も進みその役目を終えたとして施設を閉じる事になり閉所式が行われました。会場には神奈川県の黒岩知事をはじめ神奈川・静岡両県のボランティアや市の関係者など200人が集まりました。はじめに主催者として黒岩知事があいさつしました。次に本田市長が「二つの施設がこの度閉所となりますが遠野市と二つの県がつないだ絆を太くし新たなスタートとして考えて行きたい」とあいさつをしました。最後に、黒岩知事と静岡県ボランティア協会の神田理事長から金太郎ハウスで使用していたソーラーモジュールの目録が本田市長に贈られ、花束が社会福祉協議会の臼井会長など5人に手渡されました。なお今回閉所となる静岡まごころ寮はおよそ3500人が、かながわ金太郎ハウスはおよそ11000人が利用し被災地でのボランティア活動を行いました。

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