2013年2月28日放送

遠野地方森林組合第31回通常総代会

遠野地方森林組合の第31回通常総代会がきのう(27日)青笹町の森林総合センターで開催されました。遠野地方森林組合総代会は一般企業の総会にあたるものでこの日の総代会には、市内に3000人以上いる組合員から選ばれた総代200人のうち本人出席156人と書面議決書25人のあわせて181人が森林総合センターに集まりました。総代会では、遠野地方森林組合の濱田平八郎代表理事組合長が「林業は多くの可能性を秘めた業種であると考えていますこれからも関係団体と手をとり進むことで林業の再生が出来ると信じています」とあいさつしました。その後議事に入ると事務局から平成24年の事業報告が行われました。報告では、業界として東日本大震災からの住宅再建による林業の活性化が期待されたが低迷脱却とは、いかなかったと前置きしたうえで今年度の森林組合の部門活動を説明しました。森林組合の活動は指導・森林整備・販売の3部門あり森林整備部門では森林所有者の負担軽減のため各種の森林整備事業に取り組んだことが話されました。各種の活動に取り組んだ結果事業成績は、平成24年計画比89%に止まったものの事業利益は平成23年のおよそ2.3倍の1180万6507円当期剰余金は、平成23年のおよそ5倍の656万2473円を計上する結果となりました。報告後、総代からは「各種団体への出資金による配当金を明確にしてほしい」「鳥獣害被害による鹿の駆除について森林組合としてどう考えるか」などと言った意見が出されましたがすべて原案通り承認されました。その他、総代会では平成25年事業として森林組合の全区域の調査・森林経営計画の樹立などで地域森林の適正な整備を推進していくことが全会一致で確認されています。

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