2013年2月28日放送

被災地の人たちが松崎町ひなまつりを見学

松崎町の総合福祉センターに釜石市と陸前高田市から被災者が訪れ現在開催中の松崎ひなまつりを楽しみました。被災者の松崎ひなまつり見学は、つるし雛の制作を行う松崎7区ふきのとうの会が少しでも心の癒しになってくれればと招待したものです松崎7区ふきのとうの会は震災直後から被災地の仮設住宅を訪ねボランティアで被災者につるし雛づくりを教えてきました。そして今回は、ふきのとうの会がボランティアで行った釜石市箱崎町の仮設住宅のみなさんと陸前高田市高田高校にある仮設住宅のみなさんを松崎ひなまつり会場となっている総合福祉センターに招待しました。おとといの26日は釜石市箱崎町の6人が総合福祉センターを訪れふきのとうの会の会員が6年間作り続けた大小およそ5000点のつるし雛を見学しました。被災した人の中にはふきのとうの会の会員が仮設住宅を訪れて指導をしてもらいながら作ったつるし雛を見つけるとその優しさに感激し作品を見つめていました。そしてきょう(28日)は、陸前高田市の仮設住宅の人たちが会場を訪れました。陸前高田の人たちは、つるし雛の品質の高さと作品数の多さに驚きの声をあげていました。また箱崎町の人と同じ自分たちが作ったつるし雛を見つけると喜びの声を上げながら写真に収めていました。

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