2013年2月25日放送

附馬牛町で流しびな

附馬牛町では保育園の園児たちと地域の人たちがひと足早く「流しびな」の伝統行事を行い、自分や家族の無病息災を願いました。流しびなは、身のけがれを水に流して清める意味があると言われていて附馬牛町では市社会福祉協議会の附馬牛支部を中心に毎年、開いています。きょうは、附馬牛保育園の年長組と年中組の園児や地域の人たちが地区センターに集まり、ひなまつりの歌をうたったり紙芝居を見たりしたあと、近くの川に行って紙で作ったひな人形を流しました。附馬牛町の流しびなはすべて地域の人たちの手作りで、「紙びな」は園児が折りその紙びなを乗せる桟俵は地域のお年寄りが交流するコミュニティーサロンの利用者が作ったものです。地区センターを出発した園児たちは、300メートルほど離れた猿ヶ石川まで歩き地域の人たちに手伝ってもらいながら自分の願いを込めたひな人形を川面に浮かべていました。参加した園児や地域の人たちはこの一年、病気やケガなど無く無事に過ごせるよう願いを込めながら流れるひな人形を見送っていました。

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