2013年2月21日放送

第12回進化まちづくり検証委員会

平成22年2月から開催されてきた進化まちづくり検証委員会の最後となる12回目の委員会がきのう(20日)開かれ遠野スタイル自立・連携行動プランの最終確認が行われました。この検証委員会は大学教授や有識者を委員に外部の視点で遠野市の第三セクターや関連団体の見直しについて審議し経営改革の実行を提言するものです。検証委員会は、これまでに市の第三セクターなど10団体から経営状況などについて聞き取り調査をし市と各団体へ経営の抜本的見直しや一部見直し、出資の引き上げなどの報告書を提出しました。報告を受けた市では1団体を解散、財団法人遠野市教育文化振興財団と財団法人遠野国際交流協会を統合するなどしてきました。今回ははじめに遠野スタイル自立・連携行動プランの進み具合が平成23年度の決算概要と各団体に求めていた「経営計画・経営ビジョン」の策定が終わっていることを基におおむね良好と判断したことが市から発表されました。その後、各団体から現在取り組む改革の状況が報告されました。報告では、ビジネスプランの新たな取り組みや人材育成の合同開催、人事の相互交流を計画していることなどの話がありました。委員からは、「みなさんのパワーはすごく予想以上の改革をしていただいた」「今後とも内部評価を続けていってほしい」「地域やお客を大事にして人を大事にしてほしい」と言った意見が出されていました。なお委員会は今回が最後となりますが、市では「今後も関係団体の改革の状況を注意深く見守って行きたい」と話していました。

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