2013年2月20日放送

「千葉家住宅」公有化

きのう開催された市議会全員協議会で国の重要文化財に指定されている「千葉家住宅」の公有化について市から説明されました。これは現在、建物などの老朽化や後継者問題から施設の維持が難しくなっており所有者から市へ譲渡する意向が示されたことによるものです。市では公有化するにあたり旧南部藩の南端に位置する南部曲り家で建物の構造上の特色、豪農の生活様式を伝える重要文化財施設として保存継承を図るとともに施設の全面公開と環境整備を行いながら公開活用を図っていくとしています。「千葉家住宅」は床面積およそ1700平方メートル土地がおよそ24万3千平方メートルあり、これに係る事業費はおよそ1億3000万円になります。市では今年6月に公有化しその後、重要文化財施設として保存継承するための保存修理を行うとともに地域と連携を図りながら保存活用計画を作り全面公開を目指すとしています。

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