2013年2月20日放送

家族経営協定合同調印式

農家における家族全員の役割と責任の明確化などを目的とした平成24年度家族経営協定合同調印式がきのう(19日)とぴあ庁舎で開かれました。家族協定は、家族で経営する農業者の家族それぞれの役割分担と責任の明確化休日の取得・女性の参画を目的にその家族に合った協定を作るものです。今年家族協定を新たに締結するのは29家族で更新する家族が4家族と遠野市全体では202家族が家族協定を結んでいてその数は、東北では1位全国でも12位となります。この日の合同調印式には、新規と更新の33家族中15家族の代表16人と遠野市や遠野市農業委員会・そして立会人としての本田市長などおよそ30人が出席しました。式でははじめに、遠野市農業員会北湯口進会長から「全国で12位と言うこの締結数は高い数字であって皆さんが家族を思っていることの現れだと思う」とあいさつがありました。次に合同調印式となり各家族が話し合って決めた協定書に自らと家族の分の印鑑を押すと共に立会人の印鑑も押され協定が締結されました。調印式の後は、研修会が行われ家族協定を締結し農業を営む2人が事例発表を行いました。その中で附馬牛町の江川幸男さんは経営する牧場の概要や平成11年に民宿をオープンさせたことなどを話しました。また平成13年には家族協定を結んだことで家族経営の役割と責任が明確化され経営が順調な事を説明すると共に家族協定の利点と家族に対しての感謝の言葉を述べました。出席した、新規協定締結農家は発表者の話を興味深く聞いていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.