2013年2月18日放送

遠野町地域づくり推進大会

平成24年度の遠野町地域づくり推進大会が先週15日、金曜日、遠野町民およそ120人を集め開催されました。この遠野町地域づくり推進大会は明るく住みよい地域づくりの推進と安心して暮らし続けるまちづくりを目指し開催されました。初めに、去年9月に八戸市の新田城まつりの「出立行列」に参加した報告がありました。続いて遠野第5区にある町屋「旧三田屋」の家屋調査をした建築家の安宅研太郎さんと編集者の尾内志帆さんによる「遠野オフキャンパスと新しいまちづくり」と題した講演が行われました。オフキャンパスでは遠野市が町屋や家屋を中心に据えたまちづくりの方策を探ることを目的に起ち上げた「町屋・家屋の利活用調査研究会」の活動の一環として去年9月に、市内の古い町屋を題材に大学生や遠野市内の高校生がその構造を実測し設計図に起こすという活動をしました。講演の中で安宅さんは、オフキャンパスは、ただその町屋の構造を調べるだけでなく町屋を利用し人を呼び込める効果などを話しました。講演が終わると遠野町で活動する団体が中心市街地活性化をテーマとして実践事例を発表しました。実践事例は、遠野町地域婦人団体協議会の海老糸子会長と遠野町第5区自治会の松田克之会長が発表しました。その中で松田会長は、オフキャンパスとのかかわりについて話しこの活動を継続することでお祭りなどイベントでの交流人口を増やし「にぎやかな町づくりをしていきたい」と話しました。会場に集まった人たちはそれぞれの地区で役立てようと実践発表者の話を詳しくメモにとっていました。

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