2013年2月8日放送

ふるさと就職ガイダンス

地元での就職を希望する人たちを対象にしたふるさと就職ガイダンスがきょう(8日金曜日)、あえりあ遠野で開かれました。ふるさと就職ガイダンスは、地元企業への就職を進めようと釜石地域雇用開発協会や商工会などが協力して毎年この時期に開催しています。きょうは、サービス業や福祉関係など18の事業所が説明のブースを設ける中、およそ30人の求職者が参加しました。ガイダンスが始まると参加者は履歴書とエントリーシートを手に希望する事業所のブースに足を運び、地元の職場を求め担当者の説明を聞いていました。釜石公共職業安定所によりますと仕事を探している人1人あたり何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、去年12月末現在、釜石所管内で1.46倍と雇用環境の改善を示しています。また、建設業とサービス業は好調な一方で製造業の求人は減少傾向にあり、業種間でのバラつきがみられます。このほか、求人のうち正社員の募集はおよそ4割を締めますが、資格所有者と経験者を求める事業所が多く、求職者が望む職種とのギャップが懸念されています。釜石地域雇用開発協会ではこのような情報交換会を通じてより一層、求職者を取り巻く雇用環境の改善に取り組んでいくとしています。

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