2013年2月7日放送

第40回遠野市学校保健会研究大会

市内の子どもたちが心身ともに健康でたくましく育つことを目的とした遠野市学校保健会研究大会がきょう(7日)、あえりあ遠野で開かれました。40回目となるこの大会は市内の園児・児童・生徒の心と体の健全育成を願い、地域保健の問題について発表研究する場です。会場には、小学校の先生や保育士などおよそ100人が集まりました。今年は、小友地区の保健指導を担当する保育園・小学校・中学校の養護教諭が「保・小・中の連携した望ましい生活習慣の確立をめざして」と題した実践発表を行いました。この中で、去年春に食習慣で小友の子どもたちにアンケートを行った結果、朝食はとっているが、栄養バランスに気を配りたい肥満傾向の割合が高くおやつに気を配りたい虫歯の保有率が高く治療率が低い、と3点の課題が挙げられました。課題に対し、保育園・小学校・中学校3者共通の取り組みとして栄養士を招き講演会を開いたことやそれぞれがおやつについて保健指導を行ったことが紹介されました。また、虫歯については、3者共通の取り組みで歯科衛生士によるブラッシング指導が行われるなど歯磨きの強化が実践されました。発表者は、総括として食の指導は学校・家庭・地域が連携して取り組むことが大切と訴えていました。参加者は、小友地区の実践発表を静かに聞きながら内容を書き留めていました。

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