2013年1月31日放送

JAいわて花巻公開理事会

JAいわて花巻の今年度12回目となる理事会がきのう(30日)、花巻市の本店で開かれ、来年度の事業計画などについて協議されました。JAいわて花巻の理事会は基本的に月1回開かれている中、きのうは報道陣にも公開されました。きのうは、36人の理事のうち35人が出席し、高橋専太郎代表理事組合長のあいさつの後企画や営農など5つの委員会から平成25年度の事業計画案などについて報告がありました。この中で、出席した理事から原発被害に係る賠償請求と支払いの状況について質問が出ました。これに対し営農担当の常務理事からは、おととしの9月から先月までにJAいわて花巻として牧草や稲わら、シイタケなどおよそ21億円を東京電力に請求し、今月11日現在、およそ13億円が支払われている状況を説明しました。そして、今後も県内のJAの代表者で組織する農畜産物損害賠償対策岩手県協議会と東京電力で協議しながら随時、負担となっていることについて請求していくとしています。また、遠野では2月5日から農家組合を対象にした座談会を開き、きのう、理事会で協議された25年度の事業計画案や25年度から27年度までの中期計画案などについて説明され、意見を求めることも確認されました。

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