2013年1月31日放送

インフルエンザ流行警報発令

県内のインフルエンザの患者数が急激に増えていることから岩手県はきのう(30日)「流行警報」を出して予防対策の徹底を呼び掛けています。インフルエンザの「流行警報」はインフルエンザの患者数が1つの医療機関あたり30人を超えると出されるものです。岩手県では県内64の医療機関を通じて毎週、インフルエンザの患者数を調べていて、今月14日から20日までの平均は18.88人でしたが、先週21日から27日までの1週間では、31.63人と急激に増えたためきのう、インフルエンザの流行警報を発令しました。市内の状況をみますと今月14日から20日までのインフルエンザの患者数は20.50人でしたが、21日から27日までは34人とやはり増えています。遠野市によりますと今シーズン学校などインフルエンザによる休業措置がとられた市内の施設は3カ所で、現在、神明保育園の0歳児のクラスが2月2日までクラス閉鎖となっています。前の年の同じ時期と比べインフルエンザの患者数は減っていますが、市では今後、さらに流行が拡大するおそれがあるとして、うがいや手洗いなどの予防対策のほか症状がある場合には早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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