2013年1月29日放送

放射性物質を含む牧草の焼却量を増量

遠野市原発放射線影響対策本部では、今月4日から10日まで試験的に汚染牧草の焼却量を1トンから1.5トンに増やし焼却を行いました。その結果焼却量を増量する前と後で測定値に大きな差は無く環境に対する影響も無いものと判断し2月1日から、焼却量を1トンから1、5トンに増量する事を決定しました。遠野市原発放射線影響対策本部では去年11月29日から市内の畜産農家が抱えていた放射性物質に汚染された牧草を集め一般のごみ30トンに対し汚染牧草1トンを混ぜて焼却してきました。その結果、1月4日まで焼却された牧草の測定値は、1kgあたり最大値1759ベクレルと国の定める1kgあたり8000ベクレルを下回っています。また焼却した後の主灰の測定値は、1kgあたり最大値96ベクレルその他、飛灰についても1kgあたり最大値400ベクレルと主灰・飛灰とも市の定める6400ベクレルを大きく下回っています。このような測定結果を受け遠野市原発放射線影響対策本部では1月7日から10日までの4日間試験的に焼却量を1トンから1.5トンに増量して測定を行いました。なお、遠野市原発放射線影響対策本部では今後も自主測定と委託による測定を実施し注意深く測定結果を観測し遠野テレビや市のホームページを通じて市民に公表していくとしています。

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