2013年1月24日放送

遠野地域農業機械銀行設立35周年記念式典

遠野地域農業機械銀行の設立35周年記念式典がきのう(23日)JAとおの生活センターで行われました。この農業機械銀行とは、農業機械のほか農作業の受託・委託を組織的に仲介する機関です。遠野地域での農業機械銀行は農業機械への過剰投資を抑制しようと昭和53年の2月に設立され今年で35年の節目となりました。初めに、農業機械銀行の林崎淳理事長が「35周年を迎えこれからも営農組合の無い地域のために応えなければならない」とあいさつしました。次に、農業機械銀行の設立に尽力した人たちに対しての功労者・感謝状の贈呈式が行われ、7人に感謝状が贈られました。受賞者を代表して上郷町の平山洋平さんが謝辞を述べました。農業機械銀行は設立した昭和53年、田植えや稲刈りなどの作業の委託者が1160人、受託者が40人だったものの平成23年は委託者が238人、受託者が21人と農家・農地の減少などを受けて減っています。そうした中、農業機械銀行は、市内の営農組合とそれぞれ連携しながら農業者を支える機関として遠野の農業の活性化に努めていきたいとしています。

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