2013年1月23日放送

農産物直売所活性化講演会

魅力のある農産物直売所づくりを進めようと直売所(ちょくばいじょ)の経営コンサルタントを招いた農産物(ぶつ)直売所活性化講演会がきのう(22日)、開かれました。きのうの講演会は、市内に14ある産直施設の魅力づくりを進め売り上げアップにつなげようと開かれました。講演会の講師を務めたのは、農林水産省が認定している「地産地消(ちさんちしょう)の仕事人(にん)」で全国の直売所を専門に経営改善を提案している勝本吉伸さんです。きのうは、勝本さんに市内の産直施設数カ所を視察してもらい講演が行われました。直売所の店長をした経験がある勝本さんは、ホウレンソウやダイコンでも火を通した方がおいしかったり生で食べた方がおいしかったり「同じ野菜でも品種によって素材の生かし方を伝えられるのは生産者」と話し、「見た目にも気を配り消費者が選びながら買える楽しさを提供すること」「野菜の特徴や栽培のこだわり、また、料理レシピを紹介して積極的にPRすること」など生産者に求める姿勢のほか売り上げアップにつながるポイントを詳しく説明しました。講演会には市内直売所の組合員およそ70人が集まり、全国で売り上げを伸ばしている直売所の事例やヒントをメモに取り、自分たちの今後の展開に思いを巡らせていました。

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