2013年1月10日放送

平成24年度遠野市教育研究所教育研究発表会

平成24年度の遠野市教育研究所教育研究発表会がきのう(9日)市民センター大ホールを会場に開催されました。発表会は市内小中学生の学力調査結果を基に授業での工夫などを発表し情報を共有することで学校教育の向上と充実を目的に毎年行われています。今年の発表会には小中学校の先生およそ300人が参加しました。研究発表では算数・数学部会と外国語活動・英語部会2つの学力向上部会と遠野市の社会科副読本部分改訂を行う社会科副読本部会の発表が行われました。その中で、算数・数学部門では単位の換算や方程式の学習など理解に時間がかかるものは連続性を踏まえた授業改善を行う事が大切と話しました。この日は、岩手県教育委員会事務局学校教育室主任指導主事兼特命課長で復興教育担当の松葉覚さんが「いわての復興教育」と題した講義を行いました。松葉さんは、「いわての復興プログラムは郷土を愛し復興・発展を支える『ひとづくり』を大きな狙いとしている」と話しそのほか、小友中学校など県内46の復興教育推進校の活動を紹介しました。また、今後の教育および復興教育を、どのように考えるかを話しました。講義の後、先生たちは担当する科目の分科会に出席し研究発表会を終えました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.