2013年1月9日放送

みずき団子作り

地域の子どもたちとその保護者それにお年寄りたちが小正月を祝う「みずき団子作り」が6日・日曜日遠野町第3区自治会で行われました。このみずき団子作りは6年前から自治会が行っているものでこの日は自治会の役員のほか地域の子どもたちとその保護者、それに子供会や婦人会などからおよそ50人が参加しました。みずき団子作りは、五穀豊穣や家内安全などを願う小正月の伝統行事で、地域の人たちに教わりながら子どもたちが赤や黄色に色づけられた団子を作っていきます。一方外では、餅つきが行われ子どもたちは、大人の手を借りながら大きな杵で餅をつきます。つきあがった餅は、婦人会の人たちによって雑煮やあんこ餅などになりました。そして色鮮やかにできた団子は、みずの木の枝に飾り付けていきます。低学年の児童は、下の枝高学年の児童は、椅子や脚立を使って高い所の枝に団子やお飾りをつけていきます。いよいよ、お昼、参加者が揃ってつきたての餅でできた雑煮やあんこ餅を食べます。子どもたちは温かい伝統の味に舌鼓を打ちながら楽しいひと時を過ごしていました。自治会では「にぎやかな伝統ある地域の行事を継承していきたい」と話していました。

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