2012年12月25日放送

市長記者懇談会

来年4月のオープンに向けて改修を進めている「とおの昔話村」の新しい名称が決まりました。これはきょう(25日火曜日)開催された市長記者懇談会で本田市長が発表したものです。新しい名称は「とおの物語の館」です。以前の「とおの昔話村」は、中心市街地にある施設に「村」という名称がミスマッチであることや「遠野ふるさと村」と間違われることが多いことなどからリニューアルに合わせて変更することとしていました。今年5月から8月まで新名称を募集し総数205件の中から松崎町の佐々木美智恵さんと盛岡市の高橋善雄さんが応募した「とおの物語の館」に決定しました。選定のポイントは、昔話のみならず先人たちについて学んだり郷土芸能を楽しんだりすることができること、町屋や蔵を活かした複合的な施設をイメージすることができること、遠野に伝わる文化をイメージしやすいこと、「遠野物語」との関連性がわかりやすいこと、などです。「とおの物語の館」は来年4月のオープンを目指しています。次に遠野市原発放射線影響対策本部から汚染牧草本焼却に伴う放射性物質濃度などの測定結果について発表がありました。それによりますと汚染牧草焼却後の主灰、飛灰の放射性物質濃度は概ね一定の数値で推移しており焼却停止基準値である1キログラムあたり6400ベクレルをすべて下回っているとしています。また清養園クリーンセンターと最終処分場周辺の空間放射線量も国の除染対象線量である1時間あたり0.23マイクロシーベルトをすべて下回っており安全性は確保されていると判断するとしています。きょうは、このほか全国「道の駅」連絡会設立総会とシンポジウムの開催結果についてと萩原印刷遠野事業所の立地について、冬のぬくもり応援事業の実施についてやドイツのシュタイナウ市との文化交流についての報告がありました。最後に来年1月の主な行事で1月13日に「遠野市消防出初式」・成人式「はたちのつどい」の開催などが予定されているとしています。

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