2012年12月19日放送

二郷山トンネル貫通式

復興支援道路として完成が急がれる東北横断自動車道釜石秋田線の遠野宮守間に唯一作られた二郷山トンネルの貫通式がきょう(19日)行われました。二郷山トンネルは宮守町鱒沢の宮守インターチェンジから遠野インターチェンジまでの9キロメートルの間に作られた全長311メートルのトンネルです。二郷山トンネルは今年の7月上旬から掘削作業が行われ工事開始からおよそ5カ月で今日の貫通式となりました。トンネル内で行われた今日の貫通式には、発注者の国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所をはじめ遠野市や工事関係者などおよそ100人が参加しました。式では、はじめに岩手河川国道事務所の高橋公浩所長や本田市長などがボタンを押し貫通発破が行われました。また、関係者12人による通り始めの儀が行われた後、鏡開きの酒樽が工事会社の人たちが担ぐ神輿に乗せられ威勢よく登場し会場を盛り上げました。次に、発注者である岩手河川国道事務所の高橋公浩所長が「今日のトンネル貫通は遠野宮守間の開通に大きな前進となります。今後も早期開通に向け全力を尽くします。」とあいさつしました。続いて本田市長や綾織町第7区の菊池鉄男区長など6人による鏡開きが行われた後岩手河川工事事務所工務第二課の鈴木浩課長による乾杯が行われ出席者全員で貫通を祝いました。この後、綾織保育園の年長組15人よる貫通を祝う大黒舞などが披露されるとともに工事業者に今後も続く工事の安全を願う言葉と記念品が贈られとても和やかな貫通式となりました。

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