2012年12月18日放送

全国「道の駅」連絡会設立総会 全国「道の駅」シンポジウムin遠野

北海道から沖縄まで全国996カ所ある道の駅の連携を強化しようときのう(17日)、全国「道の駅」連絡会が設立しました。設立総会は、道の駅を設置している市町村の代表や関係者など全国からおよそ400人が出席して開かれました。きのうの総会では発起人を代表して栃木県茂木町の古口達也町長があいさつし、組織設立の賛同を求めました。これまで「道の駅」連絡会は全国9つのブロックに分かれて設置されていましたが、国の事業仕分けで事務局が解散したことから活動がまちまちで互いの連携が課題になっていました。今回の設立は、全国の「道の駅」が連携を強化して「道の駅」の質の向上と地域の元気、そして、利用者サービスの向上につなげようというものです。総会では全国「道の駅」連絡会の要綱について承認したあと役員の選出も行われ、会長には遠野市の本田市長、副会長には栃木県茂木町の古口達也町長と沖縄県豊見城市の宜保晴毅市長の就任が決まりました。このあと会場を市民センター大ホールに移して全国「道の駅」シンポジウムが開かれました。冒頭、会長となった本田市長のあいさつに続き、国土交通省東北整備局徳山日出男局長が「震災と東北復興」と題して震災復興に向けた国土交通省のこれまでの取り組みを報告しました。また、パネルディスカッションでは本多市長をはじめとした5人のパネリストが「道の駅」の進化を題材に意見を交わし、道の駅への熱い思いのやりとりに会場は盛り上がりを見せました。シンポジウムの最後には北海道地区「道の駅」連絡会の戸川雅光会長が代表で宣言文を朗読し、道の駅機能の充実と今後の更なる進化を参加者全員で誓いました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.