2012年12月18日放送

市内金融機関の歳末防犯訓練

金融機関を狙った強盗事件を想定した防犯訓練がきょう(18日火曜日)東北銀行遠野支店で行われました。この防犯訓練は、多額の現金を取り扱う機会が多くなる年の瀬を前に、防犯意識を高めようと遠野地区金融機関防犯協会が実施したものです。きょうの訓練では、強盗に扮した警察官2人が帽子にマスク姿で拳銃を持って入ってくると人質を盾に現金を要求します。声を荒げて威かくする犯人役に対し、行員たちは冷静に対応していました。また、その後、駆けつけた警察官の事情聴取に対し、行員たちは被害額や犯人の特徴、逃走車の車両ナンバーなどを詳しく説明していました。訓練に立ち会った遠野警察署では、「総合してみると迅速に、また、落ち着いて訓練ができていた。年末は強盗や空き巣などの犯罪が増える傾向にあるので金融機関に限らず、市民のみなさんも十分に警戒し、犯罪の予防に努めてほしい」と、注意を促していました。なお、遠野警察署では年末年始の特別警戒活動を実施し、パトロールの強化などが図られるということです。

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