2012年12月13日放送

「ちょボラ」でパッチワーク展示会

中央通りにあるボランティア・市民交流サロン「ちょボラ」では大工町の松崎志保子さんの作ったパッチワーク展示会が開かれてています。「ちょボラ」は、空き店舗を活用しボランティアや障がい者地域住民の活動と交流をコンセプトに遠野市社会福祉協議会が運営しています。この「ちょボラ」で先月の23日から大工町在住の松崎志保子さんのクリスマスをテーマにしたパッチワーク展が行われています。作品を出展した松崎さんは身体・知的・精神の障がいがありパッチワークは10年前に市民芸術祭を見学した時に展示されていた物に興味を持ち、作り始めました。その活動が実を結び2年前の第18回に続き今月1日盛岡市で行われた第20回岩手県障がい者文化芸術祭工芸部門で優秀賞を受賞しています。今回は、クリスマスツリーをイメージしたタペストリーやリースサンタクロースなど10年間作りためた30点ほどが展示されています。このほか、パッチワーク技術を使ったバックや財布などの展示も行われています。松崎志保子さんの母親・ふみ子さんは、「障がい者が頑張って作ったものを多くの人に見てもらい障がい者への偏見を無くしてもらいたい」と話していました。このパッチワーク展示会は中央通りの「ちょボラ」で今月26日まで開催しています。

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