2012年12月12日放送

土淵町・米通地区 山の神橋渡り初め

土淵町米通(こめどおり)地区で地域住民が作った橋が完成し、先週8日(土曜日)に安全祈願と渡り初めが行われました。その様子が届きましたのでお伝えします。米通り地区にある米通の山の神が昨年度、遠野遺産第113号として認定されたことを受け、山の神に通じる橋を地域住民が整備しました。長さおよそ5mのこの橋は、米通川(こめどおりがわ)に注ぐフトクナイ川(がわ)の上にかけられ、長さおよそ5mで地域住民が材料を集め完成しました。先週8日、地域住民が集まり安全祈願をした後、渡り初めを行いました。この日集まった人たちは、「今まで近くの家の軒下を通らなければ米通の山の神まで行けなかったが、これからは気兼ねなく参拝できるようになった」と今回の橋の完成を喜んでいました。この後、米通りの山の神で12月12日の山の神の年越しの日を前に入山を慎み、山仕事を休んで年越しを祝う山の神まつりが行われたということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.