2012年12月12日放送

剣道立ち切り試合

2時間以上休まずに試合をする剣道の立ち切り試合が今週日曜日(9日)に市民体育館で行われました。集中力を切らさずに試合に挑んだ剣士たちを取材しました。この立ち切り試合は、精神力を鍛え剣道の技を磨くことをねらいに剣道が盛んな遠野で昭和58年から始まり今年で29回を数えます。今回、2時間以上休まずに試合を行う立ち切りをするのは4人です。このうち遠野出身者は、松崎町出身の剣道6段菊池初男さんと土淵町出身の剣道5段黒渕大介さんです。試合前、2人は少し緊張した表情を見せながら準備していました。この日、立ち切り者は1試合4分で男子は33人、女子は22人と対戦します。相手は、県内の剣道3段以上の高段者です。初男さんと黒渕さんは目の前の相手に集中しながら試合をします。しかし、試合の回数を重ねるごとに疲れが見え始めます。対戦者も遠慮せず立ち切り者を攻めます。初男さんと黒渕さんは仲間の声援を受けながら休むことなく33人と戦い抜きました。初男さんと黒渕さんはふるさと遠野で立ち切り試合を行ったことでさらに高い剣道の技の習得に意欲を高めた様子でした。

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