2012年12月4日放送

ハッピーバースデーゆりかご&元気わらすっこ暖らん会

松崎町の健康福祉の里にある遠野市助産院「ねっと・ゆりかご」が開設5周年を迎えおととい2日に、あえりあ遠野交流ホールで記念式典やジャガー横田夫妻のトークショーが行われました。遠野市は、平成19年12月1日に市外の産科医療機関の理解と協力により、IT技術を活用した妊婦遠隔健診などの母体管理を行う、遠野市助産院「ねっと・ゆりかご」を開設しました。そして今年は開設から5年の節目でありさらにステップアップをする重要な年とするため「ハッピーバースデーゆりかご&元気わらすっこ暖らん会」と題した記念式典を行いました。記念式典では、はじめに本田市長が「遠野市助産院の開設では県内の産婦人科の医師たちに協力して頂きスタートできたことに今でも感謝している」と当時を振り返りあいさつしました。次に、「ねっと・ゆりかご」で定期健診や緊急検診を受け協力医療機関で出産した親子がお世話になった産婦人科の医師や助産師に花束を贈りました。その後、岩手日報前遠野支局長の及川純一さんが取材を通しての遠野市助産院の取り組みを紹介しました。紹介の中で及川さんは、2010年に奥様が妊娠し当時取材していた「ねっとゆりかご」に検診などで世話になったこと、それにより奥様が安心して出産に臨めたことなどを集まったおよそ200人の来場者に話していました。式典の最後は、キャスターなどを務める間賀田万有子さんを司会にジャガー横田木下博勝夫妻のトークショーが行われました。トークショーでは、夫婦のなれそめから結婚生活子どもを授かるため、子宮筋腫手術と不妊治療を受けた事などが話され、その中で木下さんはジャガーさんに大きな負担をかけていた事に気がついたと話していました。そのほか、木下さんは遠野市が取り組む「ねっとゆりりかご」について医師の立場から次のように話しました。トークショーの終わりには、遠野市内の保育園児が描いた絵のついたチャンピオンベルトがジャガー横田・木下夫妻に贈られました。またこの日は、あえりあ遠野の一室を飾り付け絵本の世界としてお絵かきなどで子どもたちを楽しませるワークショップが同時開催されました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.