2012年11月22日放送

遠野市放射性物質汚染農林業系副産物処理等施設管理運営指導員辞令交付式

放射性物質に汚染された牧草の焼却で適正処理を管理する指導員への辞令交付式がきのう(21日)行われました。きのう辞令が交付されたのは千葉康友さんです。今回の辞令交付は、放射性物質に汚染された牧草の本格焼却が来週29日から始まるのに伴うものです。千葉さんは、焼却する前に必要な前処理施設で、放射線量の値を踏まえながら一日にどのくらいの牧草を焼却するかや、燃やした後の灰に含まれる放射性物質の濃度が適正かどうか管理するまとめ役となります。辞令書を手渡した本田市長は、「汚染された牧草の処理をめぐっては市民の健康はもちろんのこと畜産振興も成り立たせるぎりぎりの判断で方針を決断したところです」「大変な業務ではありますがよろしくお願いします」とあいさつしました。市では今年8月に汚染された牧草を一般のごみと混ぜて試験的に焼却しましたが、来週29日からは清養園クリーンセンターで本格的な焼却が始まることになります。

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