2012年11月20日放送

第9回市民健康講座 健康落語「笑いは健康の良薬」

毎年テーマを変えて健康に関する講演会を開催する市民健康講座が18日あえりあ遠野交流ホールで開かれ今年は落語家による「笑いは健康の良薬」と題した講座が行われました。市民健康講座は、遠野市と遠野市医師会が市民の病気予防や健康増進を目的に開催しているものです。会場のあえりあ遠野交流ホールには健康に関心のある市民およそ300人が集まりました。今年の健康講座は、落語家の三遊亭楽春さんによる「笑いは健康の良薬」と題した健康落語です。三遊亭楽春さんは落語家という職業のほか心理カウンセラーや食生活アドバイザーと言った資格を持ち全国で落語を広めるかたわら笑いと健康をテーマにした講演を行っています。楽春さんは、始めに「病は気からと言って気持ちが沈みがちだと病を呼び込んでしまいます」と話しました。また五代目円楽師匠が教えてくれた「一笑一若一怒一老一つ笑えば一つ若くなり一つ怒ると一つ老いる」という言葉を紹介していました。そして、楽春さんは「落語による笑いは、動きで表現し見ている人は、頭を働かして理解しようとする。これが、ボケや認知症防止につながるらしい」と落語による笑いの素晴しさと日常に笑いをとりいれる事の大切さを話していました。会場に集まった市民は随所に笑いを交えながら話す楽春さんの軽妙な語り口に大きな声で笑いながら話を聞いていました。

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