2012年11月15日放送

高校生就職支援の情報交換会

遠野市や市内の高校、ハローワークなど高校生の新規就職を支援する団体を集めた情報交換会がきのう(14日)、とぴあ庁舎で行われました。きのうの情報交換会は、高校生の就職に関し内定状況などの情報を共有するとともに今後の支援策に繋げるために開催されました。情報交換会では、県立遠野高校と県立遠野緑峰高校からきのう・14日現在の就職内定状況が説明されました。説明では、遠野高校の卒業見込み者158人中就職希望者が31人で内定率が96.8%、緑峰高校では、卒業見込み者72人中就職希望者が48人で内定率が89.6%ということです。しかし、両校合わせ数人がまだ就職先が決まっていないため、きのうの情報交換会では現時点での企業の求人状況などについて出席者が情報を出し合い今後の対策について話し合われました。遠野市を含むハローワーク釜石管内では、ここ数年、建築や水産などの復興に関する求人はあるものの、高校生が望む製造業の求人が激減していることから求人する側と求職する側でミスマッチが起きていることが確認されていました。また、就職を希望する生徒には内定に結びつくよう最後まで市や高校など関係団体が連携してサポートしていくことも確認し情報交換会を終えています。

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