2012年11月6日放送

達曽部の3自治会合同防災訓練

宮守町達曽部で4日日曜日、3つの自治会の自主防災組織が合同で防災訓練を行い、いざという時に備え避難の仕方などを確認しました。この合同防災訓練は、地域住民相互の協力体制の強化と自主防災組織内での連携や効果的な防災活動などを目的に行われました。訓練は、遠野地区に震度5強の地震が発生し、中斎ふれあいセンターに一時避難後、さらに、火災が発生して住民の避難と初期消火を行うという想定です。この日は、朝7時から、避難訓練や情報収集伝達訓練、初期消火訓練に炊き出し訓練などいざという時に備えた7つの項目について訓練が行われました。訓練では消防団による消火放水訓練の後消防署員が消火器の使い方について説明し、初期消火訓練では実際に消火器を使っての消火を体験しました。訓練に参加した住民たちは、いつ起こるかわからない災害に備え、この日の訓練を通してあらためて、避難の仕方や消火器の使い方などを確認していました。これまで達曽部中斎地区では、自治会ごとの訓練は行われていましたが、近隣の自治会と合同での本格的な防災訓練は今回が初めてとなります。今回の訓練に立ち会った地域活動専門員の岩間幸雄さんは訓練の最後に「防災計画をきちんと立てて防災に対する意識・関心を高め機能する防災組織を作ることが大事」と呼びかけていました。

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