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2012年11月5日放送

市議会放射能調査特別委員会

放射性物質を含む牧草の本焼却処分を前に市の取り組みなどを聞く市議会放射能汚染対策調査特別委員会がきょう（５日）、綾織町の清養園クリーンセンターで行われました。委員会には、市議会議員のほか遠野市側から及川副市長や菊池武夫経営企画部長大里農林畜産部長立花環境整備部長など関係部課長が出席しました。きょうの委員会では、遠野市側から汚染牧草の本焼却処分決定に至るまでの経緯や市内３か所に設ける集中保管場所の紹介汚染牧草焼却の手順が説明されました。その後の質疑では、地域説明会で焼却施設のバグフィルターについて住民と意見の違いや今後も国の指針に基づき処理を進めるかの確認・一般ごみ３０トンに対し牧草１トンの焼却は変更しないのかなどの質問が出されました。また、今後のスケジュールについては現在クリーンセンターの焼却前に牧草の裁断などを行う前処理施設の建設が資材確保により遅れているため本焼却予定を１１月２９日に変更した事などの説明がありました。そのほか、草地の除染作業進捗状況と原木シイタケの処分についても説明がありました。委員会の後は、クリーンセンター内で進められている前処理施設建設現場などの視察が行われました。

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