2012年11月2日放送

県議会が遠野を調査

岩手県議会の東日本大震災津波復興特別委員会がきょう(2日)遠野市を訪れ、震災直後から市がとった対応を聞く現地調査が行われました。この現地調査は、被災地やそれを支えた近隣自治体の現状把握をすることで、今後の復旧・復興対策に生かすため行われています。今回は、後方支援で尽力した遠野市の対応を聞くため復興特別委員会の委員と関係者あわせて30人がとぴあ庁舎を訪れました。初めに、遠野地区選出で復興特別委員会の副委員長を務める工藤勝子議員が出席者の紹介と共にあいさつしました。次に、震災時の後方支援の様子について本田市長が説明しました。説明の中で本田市長は、大災害に備え後方支援の協議会を設立した事と2度に及ぶ訓練が適切な後方支援につながった事を話しました。次に問題点として国・県・市町村など縦割りによる情報伝達の遅れや手続きを必要とする法律の壁をあげ横の連携を支える新しい仕組み作りが必要と訴えていました。委員たちは、県議会において今後の復興計画の参考にしようと本田市長の話を聞いていました。

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