2012年10月31日放送

畜産物被害対策連絡会

今年度8回目となる遠野市の放射性物質による畜産物被害対策連絡会がきょう(31日)土淵町の畜産振興センターで開かれました。きょうは市の担当者から放射性物質を含む牧草の集中保管施設の概要について説明があり、集中保管施設建設予定の候補地が挙げられました。それによりますと、遠野西部として宮守町下郷地区、遠野中部として附馬牛町石羽根地区、遠野東部として青笹町中沢地区がそれぞれ候補地区と予定しているとのことです。そしてこの候補地においては、近隣住民への説明会を開催しているということです。つづいて放射性物質を含む牧草の本焼却処理工程の説明がありました。畜産農家から各地区集中保管施設へ運搬しそこから清養園クリーンセンター内の前処理施設へ搬入、一般ごみと混合焼却され最終処分場に埋められます。各施設では、その都度放射線量測定が行われ、安全性の確保に努めるとしています。

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