2012年10月30日放送

ニホンジカ被害対策連絡会設置

ニホンジカによる農作物の被害拡大を防ごうときのう(29日)、県や市、関係機関、被害農家の代表者などが意見を交わし、今後の被害対策を進める連絡会が設置されました。ニホンジカによる農作物の被害は昨年度1億円を超えています。飼料作物への影響が大きく、近年は稲など畑や田んぼに入り込み農作物が食べられる被害が出ています。こうした被害が拡大しないように被害状況の把握や情報交換などを図り対策を講じていこうとニホンジカ被害対策連絡会が設置されました。初めに、市農林畜産部の大里部長から今回の被害対策連絡会を設置する趣旨や連絡会の進め方などについて説明がありました。つづいて担当職員からニホンジカによる被害状況と対策について報告がありました。この連絡会には、県と市の担当部署だけではなく被害農家の代表者や学識経験者なども参加しそれぞれの立場から被害状況や対策について意見などが出されました。このあと地域一体となった有機的な連携により効率且つ持続可能なニホンジカ被害防止対策の確立により農作業環境の改善と農林業者の耕作意欲の向上を図ることを目的とした「遠野地区地域ぐるみの捕獲推進モデル事業」について協議が行われました。

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