2012年10月23日放送

反射材で交通事故防止

日没から夜間の歩行者と自転車の交通事故発生を抑制する夜光反射材の装着効果体験会がきのう(22日)土淵町の似田貝地区コミュニティー消防センター前で行われました。夕方から行われた体験会は、日没が早まるこの時期の事故防止とこの日から31日までの県下一斉高齢者の交通事故防止推進期間に合わせ遠野警察署交通課が行ったものです。会場となった似田貝地区コミュニティー消防センター前には遠野警察署をはじめ地域交通安全活動推進員・そして、五日市・谷地・似田貝の老人クラブ友和会の会員など20人が集まりました。体験会では、はじめに遠野警察署交通課高橋課長から趣旨説明が行われました。次に夕暮れ時パトカーから50m先に黒っぽい服を着た人と白っぽい服を着た人が立ちどの位見えるかを確認しました。続いて上着に反射材を付けた警察官が間に入り車のライトを下向きや上向きにして反射材がどのように見えるかを確かめていました。また、反射材との距離の確認を75m・100mと行い反射材の有効性に友和会の皆さんは驚いていました。次に、夜間のウオーキングやジョギングで使われる反射材の付いたタスキを友和会の皆さんに配りタスキについた反射材の効果を確かめました。会の最後には高橋交通課長から、「運転者からは、自分が見えるだろうではなく、このような反射材を使いしっかりと自分から見せる事が大事です。」と交通事故防止における反射材の使用を呼び掛けていました。10月22日現在遠野警察署管内では、交通事故発生が昨年同期に比べ物損事故が21件多い514件、人身事故が8件多い60件、ケガをした人は、26人多い98人という状況になっています。

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