2012年10月22日放送

ICT健康塾

情報通信技術(ICT)を利用し遠くの専門医による健康維持・増進を図る遠野ICT塾に参加している方を集めウォーキングや講話を聞く参加者の集いがおとといの土曜日(20日)土淵町で行われました。参加者の集いは、市内に400人を超えるICT健康塾参加者の交流と健康づくりの和を広げるために行われました。集いの開始場所である土淵中学校には遠野市内のICT健康塾参加者およそ80人が集まりました。土淵中学校体育館前では開会式が行われ菊池健康福祉部長と東京にいながらネットワークで市民の健康づくりを見守る栗原毅医師があいさつしました。そのあと準備運動をしてから土淵中学校をスタートしかっぱロードを通りかっぱ淵を経由して土淵地区センターまでの1.5kmを参加者でウォーキングしました。その後土淵地区センターで栗原毅医師の健康講話が行われました。講話の中で栗原医師は、日本は平均寿命と自立した生活が出来ない健康寿命の差が男性は9年・女性は12年と差が大きすぎると紹介しました。そして年間の医療費が1兆円以上増えていることで「消費税などを増やすことでそれらを補う事になる今後は遠野の皆さんが行っているような健康管理をして医療費などを抑える事が出来るのではないか」と話しました栗原医師は遠野のICT健康塾などの事例を手本に、病気を未然に防ぐ取り組みが必要だと訴えていました。

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