2012年10月17日放送

庁舎機能のあり方を語る市民懇話会

震災で使えなくなった市役所庁舎と分散される市の機関について話し合う「遠野スタイルによる庁舎機能のあり方を語る市民懇話会」の2回目の全体会がおととい(15日)とぴあ庁舎で開かれました。この日の懇話会には、産業振興や地域づくり関わる各団体の代表と公募により選ばれた50人の委員のうち30人が出席しました。始めに本田市長があいさつし、その後、今年6月末に行われた地域づくり・産業振興・保健福祉教育の各分会から現在の市役所庁舎と各機関のメリット・デメリットが発表されました。その中で、とぴあ庁舎は「駅やバス停に近く来やすい環境で買い物もでき高齢者にやさしい」「駐車場が屋内なので雨の時利用しやすい」と言ったメリットとしての意見が出た一方で「市民センターや図書館・博物館・町おこしセンターなどは駐車所が狭い」「サービスの窓口が分かりにくい」「とにかく庁舎が分散しすぎで不便」と言ったデメリットとしての意見も出されていました。今回出されたメリット・デメリットは来庁者の利便性はどうか?分かりやすく使いやすい庁舎か?市民に開かれた庁舎か?誰もが利用しやすい庁舎か?の4つの視点で再検討され分科会で具体的な話し合いを行うことになっています。

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