2012年10月12日放送

復興六起 起業企画コンペティション

被災地を「起業地」とする6次産業起業プランの企画コンペティションがきょう(12日)あえりあ遠野で開かれました。この催しは、「6次産業起業による復興まちづくり」支援事業で、被災地域において6次化による地域食産業や新産業の起業によって復興まちづくりを担う起業家を募集しコンペティション方式で選出するものです。きょうのコンペティションでは一次二次審査を通過した11人が登壇しました。遠野市からは、5人がプレゼンテーションをしスライドを使いながらビジネスプランを語りました。それぞれのプレゼンターは、選考基準となる社会性・新規性・事業性・そして雇用創出効果など選考委員を前に自分たちのプランを熱く提案していました。遠野市の岩本さんは、「スマイルライフを支えるお菓子とブルーベリー」と題し実際に作ったブルーベリーケーキを試食してもらいながらプレゼンテーションをしました。また上郷産直おふくろの味伝承会の工藤さんは、同僚仲間と一緒にプレゼンテーションをしていました。選考委員からは、ビジネスとしての収支計画についてや事業・製品のアピールポイントなど細やかな質問が出されました。会場を訪れた人たちは、ユニークな提案やアイデアに感心しながら聞き入っていました。この6次産業起業プランコンペティションは、来月にかけて宮城・山形・福島で開かれることになっています。

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