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2012年10月9日放送

フレールモア実演会

きょう（９日）、牧草地の除染工事前の牧草を刈り払いする機械フレールモアの実演会が開かれました。附馬牛町大出で行われたきょうの実演会には、市認定農業者協議会の役員のほか市の関係者、およそ３０人が参加しました。はじめにフレールモアの取り扱い方の説明がありメンテナンスや注意事項などが話されました。そのあと牧草の刈り払いの実演が行われました。このフレールモアは、刈った草を細かく切断するタイプでこの作業を行うことで除染工事が効率的に進められるということです。牧草地の除染をめぐり遠野市は５年以内での完了を目指していますが、除染工事が行われるまで牧草地として保つための管理や処理などが課題となっています。これを解決しようと遠野市では、牧草を刈り払うフレールモアを購入して機械の管理を先月市認定農業者協議会へ委託しました。遠野市が購入したフレールモアは１２台で、そのうちの１１台を市認定農業者協議会が管理することになっています。市は、貸し出し料金は無料だが、フレールモアの作業には危険が伴うので市認定協管理者の指示に従って利用してほしいとしています。

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