2012年10月3日放送

剪定講習会始まる

高齢者の就業確保と活力ある地域づくりを目的とした剪定講習会がきょう(3日)から2日間青笹町の遠野市ふれあいプラザで開かれています。この剪定講習会は、社団法人岩手県シルバー人材センターの主催で60歳前半の人を対象に剪定に関する技能・知識を習得する事により就業に結びつけるために遠野市では初めての開催となります。講習には、シルバー人材センター会員と一般市民25人が参加しました。講師は宮守町で造園業を営む菊池祐幸さんが務めました。きょう午前の講習会では座学が行われ、植物の種類や刈りこみばさみ・剪定ばさみなど道具の使い方が講師から説明がありました。午後の実技は、講習場所を外に移し隣の養護老人ホームの中庭などで実際の植物を見てその植物にあった剪定の仕方の説明がありました。次にふれあいプラザ内にある庭木の剪定を行いました。剪定を前に講師の菊池祐幸さんから「すぐ刈り込むのではなく雑草を取り除き枯れた枝を払うことこれを行うことでハチの巣も発見できます」と作業前に行うことの説明がありました。そのほか、脚立を使った剪定の指導に移ると「脚立での作業は、倒れたり落ちたりしてけがをする事があるのでロープなどで脚立を固定してから作業をしてほしい」と安全第一の作業を呼び掛けていました。なお今回講習の事務局となった遠野市シルバー人材センターでは「今後も、会員だけでなく一般の方を対象にした講習会を増やしていきたい」と話していました。この剪定講習会は、あす・4日までとなっています。

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