2012年10月1日放送

市制施行7周年記念式典

新遠野市が誕生してきょう(1日)で7年となります。あえりあ遠野では、遠野市市制施行7周年記念功労者表彰式が行われました。現在の遠野市は、平成17年10月1日、旧遠野市と旧宮守村が合併しました。きょうの表彰式には、およそ270人が出席しました。表彰を前に市民憲章が朗唱されたあと、出席者全員で市民歌を歌いしました。このあと、本田市長が「基幹産業である第一次産業をはじめ、各産業振興など今のうちから皆さんと将来ビジョンを共有し積極的に取り組んでいかなければならない」と式辞を述べました。続いて表彰です。今年の市勢振興功労者表彰を受けるのは4人です。早瀬町の萩野茂男さんは、市議会議員を23年余りにわたり在職し、旧遠野市議会議長などの要職を務め、議会審議の重責を果たすとともに議会運営の向上と地方自治の進展に貢献しました。松崎町の佐藤和治さんは、遠野職業訓練協会会長として10年にわたり在職し、大工、左官などの職人を育成及び指導しました。また、遠野の原風景に欠かせない伝統の技を後世に伝える職人の育成に努め、伝統技術の継承に尽力しました。東舘町の宮本耕佑さんは、昭和45年に宮本医院を開業以来、母子保健、予防接種、休日当番医制の救急医療など地域住民の健康増進に尽力し、地域医療の充実に貢献しました。宮守町の菊池清子さんは、遠野市地域婦人団体協議会会長及び遠野市赤十字奉仕団委員長の要職を務め、女性団体活動の推進に貢献しました。また、農業の振興や豊かな地域づくりの推進に尽力しました。また、特別表彰として民生の安定に関して功績があった材木町の白金トキさん。産業振興に関して功績のあったとおの昔話語り部いろり火の会。産業の振興に関して功績があった遠野かっぱ工事隊の1個人と2つの団体が受けました。このほか功労者表彰や感謝状の贈呈などが行われた後、受賞者を代表して萩野茂男さんがあいさつしました。

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